犬フィラリア症とは
フィラリアとは、蚊が媒介し心臓や心臓と肺をつなぐ肺動脈に住みつく寄生虫です。心臓に大きなダメージを与えるだけでなく、全身的に障害をもたらし、ワンちゃんを死に至らしめることもあります。
しかし、適切な予防薬の投薬で、予防できる病気の一つです。
手術で摘出したフィラリア成虫です |
血液中に見られたミクロフィラリアです
下記のホームページは、フィラリア予防薬やノミやマダニの予防薬フロントラインの販売元で、非常にわかり易く説明がなされています。ぜひ一度のぞいてみてください。
|
フィラリア予防薬の投薬前にフィラリア検査が必要な理由
1.フィラリア予防薬は要指示薬です。
フィラリアの予防薬は要指示薬になっています。
つまり、獣医師が診察し、血液検査後
処方させて頂くお薬となっております。
2.フィラリア感染時の投与は、肺動脈梗塞や急性肺炎、
腎炎、アレルギーなどを起こす危険性が有ります。
時に、死に至る場合も有ります。
*きちんと投薬できていない例をいくつかあげておきます。
万が一ということがございます。
1.うっかり投薬し忘れや投薬間隔が伸びてしまった場合。
2.きちんと飲ませていても、
見ていないところで吐き出してしまっている場合。
3.様々な原因で薬が十分体内に吸収されてない場合。
体調によっては十分薬が吸収されていない場合があります。
上記のように、様々な要因で、フィラリア感染のリスクがございます。
健康検査に関しまして
前述させて頂いとように、フィラリア予防薬投薬前にはフィラリア感染の有無を調べるための検査をおすすめさせていただいております。その際に採血させていただいた血液を用いて、健康診断的血液検査をおすすめさせていただいております。外部検査機関への委託により、通常よりも安価に検査を行うことができます。(検査結果のお知らせには一ヶ月程度お時間を頂くこともございます。)検査結果は、コメントを添えて郵送にてお送りさせていただいております。7月末日までの受付となっております。
ネコちゃんの健康検査も同時にお受けいたしております。お気軽にご相談下さい。
血液検査による健康診断
*【血液検査項目 総蛋白 アルブミン A/G比 総ビリルビン GOT GPT ALP γ-GTP 尿素窒素 クレアチニン 総コレステロール 中性脂肪
カルシウム 無機リン グルコース】
検査時は12時間絶食にてご来院頂くことをお勧めいたします。
*病気の子や小さい子など絶食してはいけない場合もございます。不明な場合は事前にお問い合わせ下さいますようお願いいたします。
(お水は飲ませて頂いて大丈夫です。)
ネコちゃんの健康検査も随時お受けいたしております。
期間は7月末日までとなります。
0 件のコメント:
コメントを投稿